ギャラリー
この住宅は、日本の最高基準である「断熱等級7」の卓越した気密・断熱性能を誇ります。 一般的には冷暖房効率が懸念されがちなダイナミックな高天井や、上階へとつながる大きな吹き抜けも、この圧倒的な高性能クオリティがあるからこそ実現できたもの。冬の厳しい寒さも夏の寝苦しさも完全にシャットアウトし、オープンで開放的な間取りのまま、環境にも家計にも優しい省エネで心地よい暮らしを叶えています。
全体的に温かみのある木(オークの床や、丁寧に目地割りされた天井のシナ合板)をベースにしながら、部屋を壁で区切るのではなく、「高さのステップ」で空間に変化をつけています。 ロフトの天井高を2.1m以下にコントロールしたことで、しっかりとした階段の移動による実用性を持ちながらも、1階と上層階がゆるやかにつながり、開放感あふれる一体的な空間を生み出しています。
意匠性の高さだけでなく家事動線もスマートに集約。背後には、洗濯物をその場で干せるミニマルなアイアンのハンガーバーや、アイロン掛け・衣類整理に重宝するワイドなカウンター(ユーティリティスペース)を同室に配置しました。「洗う・干す・畳む」をワンストップで完結させながらも、生活感を見せないホテルライクな機能美が、日々の暮らしにゆとりをもたらします。
主役となる洗面台には、絶妙なニュアンスカラー(トープ・グレー系)の置き型ベッセルボウルと、空間を引き締めるマットブラックの水栓をセッティング。バック壁面にあしらわれた、焼き物特有の繊細な表情を持つ横長のボーダータイルが、洗練された大人の雰囲気を引き立てます。ミラー上部と下部に仕込まれた間接照明は、タイルの美しい陰影を浮かび上がらせるだけでなく、手元を柔らかく照らす実用的なライティング計画です。
リビングの横に心地よく広がるタタミスペース。その壁面には、地元のホタテの殻を再利用して練り込んだ、職人手塗りの「ホタテ漆喰」を採用しています。 自然素材ならではの柔らかな質感は、伝統的な障子やモダンなフチなし畳と美しく調和。優れた調湿・消臭効果を持ち、最高峰の断熱性能と相まって、家族が深呼吸したくなるようなクリーンで健康的な空気環境をつくり出しています。
物件情報
構造
平屋
延床面積
28.55坪
敷地面積
80.53
工法
木造軸組